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地球に笑顔があふれますように!
スタディツアー |
「スタディーツアーに参加して」
富山大学1年 加藤拓帰りの道中、高層ビルが立ち並ぶ町並みを見ながら、もうカンボジアにいないのだということを実感していた。そして、カンボジアの12日間を思い出していた。
ツアー中、支援先をいつも違和感をもって見ていた。その正体が何だったのかカンボジアにいる時は分からなかったが、帰国して店番をするボランティアの人に挨拶をした時、心に引っ掛かっていたものが見えた気がした。
ヘルスセンターの開所式中にその施設で生まれた赤子とそんな我が子を愛しそうに抱く母親、フォスターペアレント制度の里親からのお土産を嬉しそうに手に持ち写真に写る孤児院の子供、習得した裁縫技術を誇らしげに見せてくれた職業訓練センターの女性、新しく建設された高校を笑顔でみつめていた学生。 今思い返せばそんな人々の周りを目に見えない多くの支えの手が包んでいたのだろう。事務局スタッフやボランティアスタッフ、チャリティショップに出入りするお客さん、小指会。数え切れない多くの人の草の根の活動が誰かの力になっていた。国を越えた人の繋がりがそこに作られていた。店番をしているスタッフの人のこの時間も誰かの支えになっているのだ。
セカンドハンドの凄い所はチャリティショップの運営により自主財源があることだと教えてもらったが、それはすなわち国を越えて人と人とが協力することで生まれる繋がりとそこからくる喜びを多くの一般の方に還元する事を意味している。品物を提供し、品物を買うことで気軽に誰でも自分の出来る範囲で国際協力をすることができる。今更ながら、今回のこのツアーに参加してセカンドハンドという言葉の意味を自分の肌身をもって改めて実感した。
けれども、その繋がりを作るのは決して容易ではない。何かの行動がすぐに誰かの助けになるとは限らない。日々の、そしてツアー前の、ツアー中の新田さんをはじめとするセカンドハンドスタッフの忙しい姿を思い返しながら、そう考えた。休む暇なくあくせく働くことを決して苦とは捉えずに、逆に喜びとやりがいを感じながら強い意志を持って行動している。心から尊敬できる姿勢を私は目の前で学ぶが出来た。それは大変貴重な体験だった。
帰国して、私が大学で学んでいる国際関係論関連の書物を読みながら、今こうしてこの学問を学ぼうとしている私の気持ちさえ、カンボジアの人々がいないと生まれなかったものではないかという考えが浮かんだ。そして、記者という将来の私の目標でさえそうなのだ。
だから、あらゆる人に感謝したい。夢や生きがいを与えてくださったカンボジアの人々、その人々と出会うきっかけを与えてくださったセカンドハンド、同年代の人が頑張っているのを目の当たりにし、自分の行動の起爆剤になった小指会、一つ一つの行動が全て繋がっているのだと気づかせてくれたボランティアスタッフの方々。このように私も誰かの支えに包まれている。このことは今回のツアーに参加しての一番の収穫かもしれない。本当に皆さんありがとうございました。
NPO法人セカンドハンド本部事務局
〒760ー0055高松市観光通1ー1ー18
電話・ファックス : (087) 861-9928 メール問い合わせ:→ jimukyoku2hand@yahoo.co.jp
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