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スタディツアー |
「カンボジアでの出会い」
三木高校1年 岡林咲穂カンボジアに行って知ったこと。それは数え切れないほどあるけれど、一番感じるのは「人って国は関係ないんだ」ということ。ただ、生まれた国が違うだけ。確かにたくさんの状況の違いはある。カンボジアの高校生と接して、日本で暮らしている私がどんなに恵まれているか、どんなに楽な生活をしているかを苦しいほど感じた。でも、みんな私のことを「日本人」ではなく一人の「岡林咲穗」という人間を見てくれた。それが私にとって大きな糧となることだった。
私がこのツアーに参加した理由は、とにかく知りたかったからだ。本やインターネットでは分からない現実をこの目で見てみたかった。友達には何度も言われた。
「カンボジアなんか行く気せんし。なんで行ったん?」
そう思われるのも仕方ないのかもしれない。私だって国際協力に全く興味がなかったらそんなふうに思ったかもしれない。でも、私が触れたカンボジアはたくさんの学ぶことがあった。
その中でも、ホームステイをしたことは格別だった。初海外で初ホームステイ。でもどんな国に行った人よりも濃い経験をしたと断言する事が出来る。経済的にとても余裕があるとは言えない状況であるにもかかわらず、食事をふるまってくれ、そして別れにはたくさんのプレゼントと手紙をくれた。私の英語の出来なさが悔しくてしょうがなくて、中学校まででも三年間も勉強したはずなのに、自分がすごく情けなかった。たった二晩、一緒に暮らしただけだけれども、別れる時には、素直に涙が出た。初めて人の温かさに触れて泣けた瞬間だった。こんなふうに泣ける事もあるんだと知った。
カンボジアにいた約十日間、語っても語りつくせないくらいたくさんの事に触れ、知り、感じた。文化の違い、価値観の違い…その全てが私には学ぶべき事だったし、今、そして、未来に生かさなければと思う。日本に帰って、カンボジアの事を考えれば考えるほど、おもしろいほどたくさんの思いがあふれ出てきて、それをまだ整理しきれてはいないけれど、カンボジアで出会った全ての人々に感謝の気持ちでいっぱいだ。世界は広い。たくさんの人がいる。お金で買えないものが山程ある。私はこのツアーに参加した事で何かが変わった気がする。リアルなカンボジアを見た事で、さらに世界への思いが強くなった。今私が出来るのは「伝えること」だろう。だから、身近なところから少しずつ、この経験を伝え、誰かが世界について考えてくれればいいなと思う。
私がホームステイをした家のチャンは私に英語で最後にこう言ってくれた。
「君はなんでも出来る力を持っているよ。きっとまた会おう。」
私はこの言葉を忘れない。いや、カンボジアで経験した事全てを忘れない。
未来に希望を持ち続け、少しずつでも前に歩んでいきたい。
NPO法人セカンドハンド本部事務局
〒760ー0055高松市観光通1ー1ー18
電話・ファックス : (087) 861-9928 メール問い合わせ:→ jimukyoku2hand@yahoo.co.jp
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